食べたくなる本

三浦哲哉

2019年2月22日

みすず書房

2,970円(税込)

美容・暮らし・健康・料理

美味い料理、美味い酒には目がない気鋭の映画批評家が、料理本や料理エッセイを批評的に読む。食の素材、味、調理法、さらには食文化のあり方をめぐる、驚きと発見に満ちた考察。丸元淑生、有元葉子、辰巳芳子、高山なおみ、細川亜衣、ケンタロウ、小泉武夫、冷水希三子、奥田政行、勝見洋一……。その根底に流れるのは、「料理を作る・食べる・もてなす」ことに人生を捧げてきた人びとへのオマージュだ。「料理本批評」という、かつてないユニークな試みであり、もちろん本書も「食べたくなる本」である。 第1章 いろいろなおいしいのあいだを漂う 1 元天使のコーヒー 2 料理再入門 3 ファッションフード 4 福島のスローフード 5 ジャンクフードの叙情 6 「ダメ女」と「一汁一菜」 第2章 作家論+α 7 記憶の扉を開く味ーー高山なおみ 8 引き算の料理ーー細川亜衣 9 レシピ本のなかのありえない数値 10 おいしいものは身体にいいか・1--有元葉子 11 おいしいものは身体にいいか・2--丸元淑生 12 どんぶりの味ーーケンタロウ 13 おおらかな味ーー小泉武夫 14 組み合わせの楽しさーー冷水希三子と奥田政行 第3章 ちがいを感じ、考える 15 習慣の裏をかくーーエル・ブリ 16 サンドイッチ考 17 まぼろしの味ーー勝見洋一 18 「嗜好品」と太古の味 19 pénultième=最後から二杯目の日本酒 20 ビオディナミと低線量被曝 あとがき

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