リターンズ

二十一世紀に先住民になること

ジェイムズ・クリフォード / 星埜守之

2020年12月18日

みすず書房

5,940円(税込)

人文・思想・社会

文化人類学の批判的歴史家が『文化の窮状』『ルーツ』に続いて放つ待望の論集。滅びるどころか世界各地で可視化する「先住民」運動の本質を、節合・パフォーマンス・翻訳をキーワードに理論的に分析。かつて「最後の野生インディアン」と言われた「イシ」の文化的再生を語り、ニューカレドニアとアラスカの先住民による新たなアイデンティティ戦略を、民族誌的・歴史的リアリズムで描出する進行形の書物。 プロローグ 第一部 1 複数の歴史の間で 先住民性(Indigenitude) 複数の他なる歴史 1 ポストモダニティを脱節合すること 複数の他なる歴史 2 民族誌的リアリズム 複数の他なる歴史 3 節合、パフォーマンス、翻訳 2 先住民の複数の節合 3 先住民経験の多様性 第二部 4 イシの物語 恐怖と癒し 帰ってきたイシ イシの変奏 ユートピア 第三部 5 ハウオファの希望 6 幾つもの道を見ながら アイデンティティの政治経済 『両方の道を見ながら』 先行企画 相互作用ーーアラスカ先住民文化遺産センター 出現と節合 文化遺産の諸関係、変わりゆく天候 共同作業の地平 7 第二の生ーー仮面の帰還 帰還の複数の経路 第二の生(準理論的間奏) 仮面を返還する 三冊のカタログ 翻訳で失われたものと見いだされたもの 呼びかけそして/あるいは節合(理論的間奏) 縺れ合った複数の行為主体性 複数のリンク(結びつき) エピローグ 初出一覧 謝辞 訳者あとがき 参照文献 索引

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