制度経済学のフロンティア
理論・応用・政策
Minerva現代経済学叢書
磯谷明徳
2004年10月31日
ミネルヴァ書房
4,950円(税込)
ビジネス・経済・就職
1970年代以降の現代経済学は、「情報の経済学」「インセンティブ理論」「契約の理論」とそれらを統一する視座を与える「ゲームの理論」を分析用具として用いることで、制度や組織、人々の学習や慣習・習慣、法や道徳といった社会的規範の分析に新たな光を照射し、多くの研究成果が積み重ねられてきた。これが、広い意味での「制度の経済学」の復活・再生を導いたことは周知の通りである。本書は、理論・応用・政策という3つの領域において、この新たな研究動向としての制度経済学について独自の議論と展望を試みる。
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