現代世界とイギリス帝国
イギリス帝国と20世紀
木畑洋一
2007年6月30日
ミネルヴァ書房
4,180円(税込)
人文・思想・社会
第二次世界大戦後の脱植民地化の過程を経てイギリス帝国は解体し、20世紀末には香港も中国に回帰した。しかし21世紀初頭の現在においても、イギリス帝国の残影は、イギリス本国を含め世界のさまざまな地域に、色濃く存在している。本書では、最大の帝国を保有して大国という過去の記憶を背負ったイギリスのヨーロッパ統合への対応、帝国支配のもとで確保されていた国民国家としてのイギリスの姿の変容、旧帝国諸地域を包含する国際組織としてのコモンウェルスの歩み、香港やオーストラリアとイギリスの関係の変遷などが扱われる。さらに日本でイギリス帝国史を取り上げることの意味を浮き彫りにするため、日英という2つの島国帝国の比較と、日本におけるイギリス帝国史研究の批判的検討も行われている。
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