植民地インドのナショナリズムとイギリス帝国観

ガーンディー以前の自治構想

Minerva人文・社会科学叢書

上田知亮

2014年2月28日

ミネルヴァ書房

7,150円(税込)

人文・思想・社会

19世紀末から第一次世界大戦まで、ナショナリズム運動を主導してきた「初期会議派」の穏健派指導者たち。ラーナデーやゴーカレーをはじめとする彼らの自治構想を分析することで、植民地インドのイギリス帝国観を明らかにし、パクス・ブリタニカ期インドのナショナリズムの特質を解明する。ガーンディー登場以前の英印関係と秩序構想を、政治・経済・宗教などの諸側面から明らかにする一冊。

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