知的障害者の「親元からの自立」を実現する実践
エピソード記述で導き出す新しい枠組み
Minerva Library〈社会福祉〉
森口弘美
2015年9月30日
ミネルヴァ書房
5,500円(税込)
人文・思想・社会
「親がみるべき」などの社会規範に縛られて、「自立は無理」と本人も家族も思い込まされてきた知的障害者とその親たち。本書では、本人と家族が互いに「主体的に生きる自立した大人」と認めあえる社会の実現に向けた方途を考えていく。主観的にしか捉えられない「自立」や「成長」といった変化を論じる(考察する)一つの方法として、今まで主に心理・保育分野で使われてきた手法である、エピソード記述を福祉の研究に援用した意欲作。
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