藤原伊周・隆家

禍福は糾へる纏のごとし

ミネルヴァ日本評伝選

倉本 一宏

2017年2月10日

ミネルヴァ書房

3,300円(税込)

人文・思想・社会

藤原伊周(九七四〜一〇一〇)・隆家(九七九〜一〇四四)平安期の公卿。父道隆に引き立てられるも、その死後に叔父道長と対立し、花山上皇と闘乱した等の罪で大宰権帥に左遷された伊周。兄に連座して左遷されるも後に復帰し、大宰権帥として「刀伊の入寇」を撃退した隆家。栄華を誇る道長の陰で生きた中関白家の栄光と没落、そしてその後を描く。

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