藤原良房・基経

藤氏のはじめて摂政・関白したまう

ミネルヴァ日本評伝選

瀧浪 貞子

2017年2月10日

ミネルヴァ書房

4,180円(税込)

人文・思想・社会

藤原良房(804〜872)・基経(836〜891)平安時代初期の公卿。 藤原冬嗣の次男として生まれた良房は兄の長良を越階して驚異的に昇進し、外戚として権力を掌握、応天門の変を経て人臣初の摂政となる。また、良房の養子となった基経は宇多天皇との間に阿衡事件を起こし、初の関白に就任する。藤原北家による摂関政治の礎を築いた二人の生涯に迫る。 はしがき 第一章 良房・基経のルーツ  1 庶子の家  2 北家の三兄弟(永手・八束・千尋)  3 良房の祖父、内麻呂登場 第二章 覇権への道  1 内麻呂の才腕  2 北家のシンボル、興福寺南円堂  3 良房の両親、冬嗣と美都子 第三章 承和の変と良房  1 妻の力  2 仕組まれた? 廃太子  3 外戚への道程 第四章 人臣最初の“上皇”  1 幼帝の出現  2 応天門炎上  3 神泉苑御霊会 第五章 摂政基経  1 良房の後継者  2 幼帝の放棄  3 年中行事障子 第六章 基経と阿衡の紛議  1 宇多の混乱  2 摂政・関白論争  3 「昭宣公」基経 参考文献 あとがき 藤原良房・基経略年譜 人名・事項索引

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