
時間/空間の戦後ドイツ史
いかに「ひとつの国民」は形成されたのか
MINERVA 歴史・文化ライブラリー
高橋 秀寿
2018年7月11日
ミネルヴァ書房
3,850円(税込)
人文・思想・社会
第二次大戦で敗戦国となったドイツ。瓦礫と廃墟のなかで名実ともに東西陣営に分離された。その後、西ドイツの復興、高度成長期を経て、再びいかに「国民」は形成されたのか。本書は、時間/空間の変容のなかで「ひとつの国民」が形成されていく歴史的過程を追うことで、国民形成の分析モデルを提示していく。 序 章 時間/空間・物語・国民形成 第1章 終戦時の時間/空間 1 瓦礫と廃墟の景観 2 景観の物語と国民化 3 「終戦」と「戦後」の時間構造 第2章 復興期の時間/空間 1 復興期の時間/空間表象ーーハイマート(故郷) 2 居住空間と都市空間 第3章 復興期の国民形成 1 復興期の時間/空間と国民形成 2 植民地主義的国民形成ーー遅れている他者 第4章 若者文化の時間/空間 1 復興期の「異端児」--ハルプシュタルケ 2 若者文化のヘゲモニー 第5章 高度経済成長期の時間/空間 1 ハイマート時間/空間の変容 2 革新勢力の時間/空間ーー原子力と計画 第6章 時間/空間の変容と新たな国民形成 1 国境問題と国民空間の変容 2 高度経済成長期における国民形成 終 章 西ドイツで国民はいかに形成されたのか あとがき 人名・事項索引
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