国際交流に託した渋沢栄一の望み(5)

「民」による平和と共存の模索

渋沢栄一と「フィランソロピー」

見城 悌治 / 飯森 明子 / 井上 潤

2019年10月15日

ミネルヴァ書房

4,180円(税込)

人文・思想・社会

その生涯のなかで六〇〇におよぶ社会事業に携わってきた渋沢栄一。本書では、第一次世界大戦を前後する日本社会の状況を再確認しながら、渋沢の外国人との交流の側面からフィランソロピーの実践に迫る。渋沢が関与した種々の国際交流事業や国際認識、国内外社会への貢献はどのようなものだったのか。各事業史のなかでの渋沢の役割を位置づけるほか、東アジア地域において、その歴史的な広がりも考慮しながら、渋沢の社会貢献活動とその影響を考察する。

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