
新しい観光のかたちとは?(3)
テーマをもった観光を知ろう
観光を考える
岩田 隆一 / 小林 寛則
2020年4月10日
ミネルヴァ書房
3,300円(税込)
絵本・児童書・図鑑
観光には、「ほかの国や地方を訪れ、風景や史跡、風物などを見物すること」という意味があります。また、楽しむことを目的とする「観光旅行」とも同じ意味とされています。みなさんも、家族旅行などで、観光を経験しているのではないでしょうか。 日本では近年、観光がたいへん注目されています。それは、観光がさかんになり、多くの人びとが日本の各地を訪れるようになると、新たな仕事が生まれ、さまざまな施設の整備や開発が進み、地域が元気になると考えられているからです。 観光には、宿泊施設や飲食店のように、つねに観光客と接する仕事もあります。また、観光客と接することはないものの、そうしたところに食材を提供する農林水産業のように、観光をささえる仕事もあります。そのため、観光は、世の中の多くの人びとがかかわる「すそ野の広い産業」といわれています。みなさんのなかにも、将来、観光にかかわる仕事をする人も多いのではないでしょうか。 この本をとおして、観光への関心を深めていきましょう。 シリーズ第3巻の本書では、ニューツーリズムやテーマ別観光など、観光をさかんにするための新たな取り組みについて知ります。 はじめに 1 ニューツーリズム 2 エコツーリズムって、聞いたことある? 3 グリーンツーリズム ○目で見る子ども農山漁村交流プロジェクト 4 スポーツツーリズム 5 健康・医療の観光旅行って、どういうこと? ○ユニバーサルツーリズム 6 産業観光って、なに? ○産業遺産の見学 7 海外ウェディングもニューツーリズム? ○ロングステイとは? 8 まだまだあるニューツーリズム 9 修学旅行などでおこなわれるテーマ別観光 10 マラソンとサイクリング ○さくいん
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