人の心を動かすことができなければ、芸術ではない。

連続講座「芸術は何処へ?」

高階 秀爾 / 京都府立文化芸術会館

2020年9月24日

ミネルヴァ書房

4,180円(税込)

ホビー・スポーツ・美術

芸術はどこへ向かっていくのか。激しい時代の変化に晒される芸術、そして美意識。その時代だからこそ、美術史家、経済学者、哲学者、比較文学者、動物行動学者、音楽学者、そして画家、陶芸家、版画家、指揮者、演奏家、能楽師も加え、これからの時代の芸術とは何かを考える。京都府立文化芸術会館で行われ全国から観衆を集めた講座。激しい討論、パネルディスカッションの記録。連続九回講座の白熱の議論をいまここに再現する。 はしがき ■第1講 激動の一九世紀、二〇世紀、そして(高階秀爾) 市場社会における芸能・芸術の評価(猪木武徳) 鼎 談(高階秀爾・猪木武徳・國分功一郎) ■第2講 美に想う──地中海から(青柳正規) 今問いかけるアートのチカラArt in Hospital(山本容子) 対 談(青柳正規・山本容子) ■第3講 ヒト以外の美意識──ゴリラから学ぶ(山極壽一) 美の不純性、そして批評について──哲学は美を捉えているか?(國分功一郎) 対 談(山極壽一・國分功一郎) ■第4講 音楽は何処へ──一九世紀から振り返る二一世紀(岡田暁生) ■第5講 言語の彼方へ 打ち震え揺さぶるアート(樂吉左衞門) 僕はなんでこんな作品を作っているか(会田 誠) 鼎 談(樂吉左衞門・会田 誠・高階秀爾) ■第6講 演奏家から──今まで言わなかったこと(井上道義/聞き手 通崎睦美) 僕から見える日本の美術界の状況(会田 誠) 鼎 談(井上道義・会田 誠・通崎睦美) ■第7講 芸術の評価軸とジャンルの拡散(高階秀爾) フィールドワークの美学とリテラシー(山極壽一) 鼎 談(高階秀爾・山極壽一・岡田暁生) ■第8講 あらためて詩歌の森へ その1(芳賀 徹) あらためて詩歌の森へ その2(芳賀 徹) 「能」とは「能役者」とは(片山九郎右衛門) ■第9講 パネルディスカッション1(猪木武徳・岡田暁生・國分功一郎・高階秀爾・山極壽一・山本容子/進行 通崎睦美) パネルディスカッション2(猪木武徳・岡田暁生・國分功一郎・高階秀爾・山極壽一・山本容子/進行 通崎睦美) あとがき

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