青山二郎

物は一眼 人は一口

ミネルヴァ日本評伝選

田野 勲

2020年7月13日

ミネルヴァ書房

4,400円(税込)

人文・思想・社会

青山二郎(1901年から1979年)古陶磁鑑賞家・装幀家・文筆家。 十代から毎月小遣い500円(時価125万円)を貰い、骨董を買い漁り、飲む打つ買うの放蕩に耽った。そして、柳宗悦との民芸運動、北大路魯山人との出会い。「青山学院」の校長として小林秀雄、白洲正子、河上徹太郎、中原中也などの面々との交流。この交流は、美を追い求めた求道者としての生涯にいかにかかわったのか、その全貌に迫る。 序 章 畸人ありき  1 若き眼利きの奇行  2 極道者としての人生  3 青山家の人々 第一章 骨董修業  1 陶芸界の新潮流  2 骨董店と陶磁器研究会での修業  3 彩壺会での修業  4 民芸運動に参加 第二章 柳宗悦の教え  1 朝鮮の政治に関わる  2 柳宗悦と朝鮮の芸術  3 民芸運動の始動 第三章 新たな世界の開拓  1 文学の世界へ参入  2 『山繭』の創刊  3 『甌香譜』の出版  4 『陶経』の出版 第四章 柳宗悦との訣別  1 工芸とは何か  2 民芸関係のエッセイの意義  3 柳宗悦の民芸論  4 柳宗悦に背反 第五章 青山学院の校長  1 青山学院の開校  2 青山学院の教育  3 文壇における青山学院 第六章 青山二郎と小林秀雄  1 装幀家としての活動  2 古陶磁鑑賞家としての活動  3 小林秀雄の骨董修業  4 骨董と文学 第七章 青山二郎の美術評論  1 「利休伝ノート」を執筆  2 梅原龍三郎論  3 富岡鉄斎論 第八章 戦後の多彩な作家活動  1 青山の交友録  2 青山と女性たち  3 小説家としての活動 第九章 青山二郎の眼  1 北大路魯山人  2 加藤唐九郎  3 青山の芸術論 参考文献 あとがき 青山二郎略年譜 人名・事項索引

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