広田弘毅

常に平和主義者だった

ミネルヴァ日本評伝選

井上 寿一

2021年10月26日

ミネルヴァ書房

3,850円(税込)

人文・思想・社会

広田弘毅(1878年から1948年)外交官・政治家。 外交官として欧米局長や駐ソ連大使などを経て、外相や首相を歴任。英米との協調を模索しつつ、中国政策をめぐって対軍部コントロールに苦慮する。東京裁判でA級戦犯として処刑された唯一の文官であり、悲劇の宰相として知られる。 序 章 さまざまな広田弘毅像  1 フィクションとノンフィクションの間  2 研究史のなかの広田弘毅  3 広田外交をめぐる三つの論点 第一章 青雲の志はどこへ向かったか  1 立身出世  2 思想形成  3 上 京 第二章 外交官としてのキャリア形成  1 外交官としての出発点  2 清国からイギリスへ  3 本省勤務  4 ワシントン  5 情報部から欧米局へ  6 モスクワ 第三章 試される「和協」外交  1 外相就任  2 広田外交の構図  3 議会における論戦  4 対中外交  5 ダメージコントロール外交  6 広田外交の国内基盤 第四章 国家の革新に乗り出す  1 首相就任  2 革新政策  3 広田内閣の外交  4 広田内閣の内政 第五章 なぜ日中戦争の拡大を止められなかったのか  1 ポスト広田内閣  2 再び外相へ  3 日中戦争の勃発  4 和平工作の展開  5 暗礁に乗り上げる和平工作  6 「対手トセス」声明とその帰結 第六章 戦争の終結を求めて  1 国内革新政策  2 対英米外交  3 外相退任  4 貴族院議員として  5 重臣として  6 最後の和平努力 第七章 歴史の審判  1 戦犯容疑者  2 巣鴨プリズン  3 東京裁判の開廷  4 末期の言葉 終 章 広田弘毅とその時代 参考文献 あとがき 広田弘毅略年譜 事項索引 人名索引

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