熊沢蕃山

まづしくはあれども康寧の福

ミネルヴァ日本評伝選

川口 浩

2023年9月26日

ミネルヴァ書房

3,850円(税込)

人文・思想・社会

熊沢蕃山(1619年から1691年)江戸時代初期の思想家 江戸時代初期に経世済民を説いたことで知られる熊沢蕃山。本書は、職分から遊離した学者ではなく、儒教的価値実現に専心する為政者としての武士であり続けた蕃山の生涯を、儒学思想・経世済民論を読み解きつつたどる。 はしがき 第一章 武士人生の始まりと躓き  1 戦国の余風  2 備前国岡山池田家への出仕と致仕 第二章 師と君主  1 志学と中江藤樹  2 二度目の池田家  3 岡山藩と池田光政 第三章 岡山藩政への参画  1 花園会  2 岡山藩での治績 第四章 擁護と排斥  1 岡山藩致仕  2 蕃山村の四年間  3 京都在住と鹿背山移転  4 池田家との離隔 第五章 儒学思想  1 『集義和書』『集義外書』の成立  2 「心法図解」 第六章 経世済民論  1 「経世済民」「経世」「経済」  2 現状認識と経世済民策 第七章 古河幽閉  1 大和郡山での八年間  2 終焉 参考文献 あとがき 熊沢蕃山略年譜 人名・事項索引

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