
アリー
伝説になった神の獅子
世界史リブレット人 19
森本 一夫
2024年4月23日
山川出版社
880円(税込)
人文・思想・社会
預言者ムハンマドの父方のいとこ、「育ての子」にして娘婿。草創期のムスリム共同体でのアリーの実際のキャリアは、この華々しい出自に反して決して順風満帆なものとはならなかった。しかし彼は死後に見事に巻き返す。後世のさまざまな語りのなかで「伝説」と化した「神の獅子」の姿を通じて、イスラーム教の宗派的・歴史的多様性や歴史観、また歴史のなかで形成される集合的な記憶やイメージというものの性質や力を考えてみよう。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 〈目次〉 アリーをどう語るか 1 アリーの生涯 2 さまざまに位置づけられるアリー 3 素晴らしき人、アリー ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 〈著者〉 森本 一夫 1970年生まれ 東京大学文学部卒業 博士(文学,東京大学) 専攻,ムスリム諸社会の宗教社会史,シーア派史,イラン史,ペルシア語文化圏研究 現在,東京大学東洋文化研究所教授 主要業績 『ペルシア語が結んだ世界ーもうひとつのユーラシア史』(編著,北海道大学出版会,2009) 『聖なる家族ームハンマド一族』(山川出版社,2010) KnowledgeandPowerinMuslimSocieties:ApproachesinIntellectualHistory(共編著,GerlachPress,2023)
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