中世社会と現代
日本史リブレット
五味文彦
2004年4月30日
山川出版社(千代田区)
880円(税込)
人文・思想・社会
中世は、疫病や飢饉、戦乱があいついだ時代だったが、中世人は神仏に祈りをこめつつ、力を蓄え、力を結集して、列島の各地に地域社会を形成してきた。また中世は意外なほどに国際化された社会でもあった。本書では、このような中世という時代を、足元の道にはじまって、政治権力や信仰、民衆世界、地域の社会文化などから探り、現代社会を考える手掛りを求めてみた。
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