北条早雲

新しい時代の扉を押し開けた人

日本史リブレット人 42

池上裕子

2017年8月1日

山川出版社

880円(税込)

人文・思想・社会

わずかな兵をもつ外来者から大名へ。伊豆の平定に五年もかかり、その間には相模・武蔵へ、甲斐へ、遠江へとめまぐるしく動きまわった。遅々としているようで、二か国平定という軍事的成功をおさめた。もう一つ、早雲の治者としての側面が重要である。検地を始めるとともに、領国全体の郷村の百姓に直接課税する仕組みをつくり、百姓を法的・政治的主体として認定した。これがその後の北条氏の領国支配政策の柱となった。

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