九州考古学の最前線1
縄文〜古墳編
季刊考古学 別冊 43
宮本 一夫
2023年9月27日
雄山閣
2,860円(税込)
人文・思想・社会
縄文時代から古墳時代にかけて、九州地方における考古学研究の主要なテーマについて、現状と課題、最新の研究動向をまとめる。 季刊考古学・別冊43 九州考古学の最前線1-縄文〜古墳編ー 目次 総論 九州考古学の現在1-先史時代ー 宮本一夫 1 縄文時代 九州縄文文化の始まりー福井洞窟ー 柳田裕三 南部九州における縄文時代草創期土器編年と イベント・気候変動に関する研究展望 桑畑 光博 九州縄文時代における大規模集落遺跡の出現 ーアミダ遺跡における生業戦略ー 福永 将大 クロム白雲母製玉類の製作 ー熊本県菊池市・三万田東原遺跡の発掘調査からー 大坪 志子 植物圧痕からみた九州の縄文農耕と栽培植物 小畑弘己 九州の無刻目突帯文土器の様相と 刻目突帯文土器の出現 宮地聡一郎 耳栓からみた縄文時代日韓交流 古澤義久 2 弥生時代 弥生時代の始まりと支石墓・磨製石剣 平郡達哉 板付式土器の成立 三阪一徳 弥生時代北部九州の米 上條信彦 渡来的弥生時代人 米元史織 石斧生産と弥生社会 森 貴教 「漢委奴国王」金印 大塚紀宜 弥生時代の墓制 溝口孝司 弥生時代の小形仿製鏡 田尻義了 弥生時代のガラス製玉類 谷澤亜里 弥生時代の鉄製武器ー刀剣研究を中心とした課題と展望ー 立谷聡明 楽浪系・三韓系土器からみた弥生時代の北部九州本幹彦 弥生時代の板石硯 久住猛雄 3 古墳時代 古墳時代の鏡 辻田淳一郎 沖ノ島研究ー世界遺産登録後の歩みー 福嶋真貴子 九州における古墳時代人骨 高椋浩史 古墳時代の親族関係と儀礼 舟橋京子 九州の初期須恵器 三吉秀充 渡来系集落 重藤輝行 玄界灘沿岸における6・7世紀の武器と武装 齊藤大輔 九州における古墳時代の胴丸式小札甲 松崎友理 古墳時代の馬具 西 幸子 島内地下式横穴墓群 橋本達也 南九州の地下式横穴墓 吉村和昭 九州の装飾古墳 藏冨士 寛 屯倉の成立 菅波正人 庚寅銘大刀と鋳銅鈴からみた元岡G6号墳の 時代背景と東アジア 桃崎祐輔 船原古墳 甲斐孝司 壱岐島の古墳と副葬品 田中聡一
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