民事訴訟の実像と課題

利用者調査の積み重ねが示すもの

単行本

菅原 郁夫 / 山本 和彦 / 垣内 秀介 / 石田 京子

2021年6月7日

有斐閣

7,920円(税込)

人文・思想・社会

2016年に行われた「民事訴訟利用者調査」と,それに先立つ3回の調査結果全体を一つに取りまとめて分析を加え,今後のあらたな制度設計の起点を示す。司法制度改革審議会が求めた「国民の期待に応える制度等の改革・改善」を検討するための重要な礎石。 序章 これまでの調査の経緯と2016年民事訴訟利用者調査結果の概要 第1部 民事訴訟の環境とその評価  第1章 若年層の司法アクセス/第2章 裁判における弁護士に対する利用者の評価の変化──自然人および法人の属性に基づく分析を中心に/第3章 ジェンダーの視点からみた利用者の評価 第2部 民事訴訟の審理とその評価  第4章 審理期間とそれに対する当事者の評価について/第5章 自然人当事者の手続過程評価の規定要因/第6章 単独事件と合議事件とでの利用者評価の差違 第3部 民事訴訟の結果とその評価  第7章 和解をめぐる利用者の評価の変化/第8章 勝敗を超えて判決を受容させるものは何か/第9章 履行・強制執行の状況と利用者の評価 第4部 民事訴訟の制度とその評価  第10章 本人訴訟当事者の裁判所職員評価と制度評価──本人訴訟動機に基づく分析/第11章 利用者の制度評価の変遷とその原因 第5部 利用者調査の意義と展望  第12章 実務家と研究者の視点から見た利用者調査 むすび──司法制度改革と利用者調査の今後 【付録】統計用語集/質問項目表

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