実務に効く 企業犯罪とコンプライアンス判例精選

ジュリスト増刊

木目田 裕 / 佐伯 仁志

2016年5月16日

有斐閣

2,933円(税込)

人文・思想・社会

企業犯罪とそれに伴う「刑事罰」は,企業法務において最大のリスクであり,コンプライアンスの核でもある。本書では,どのような経済活動や行為が罰せられるのか,発覚後の対応での留意点,予防体制の構築,といった観点から,重要な判例や海外における日本企業への制裁事例を取り上げ,コンプライアンス実務に効く解説を行う。 第1章 企業犯罪総論  1 法人処罰の考え方(熊田彰英)  2 捜査・犯則調査と企業の対応(梅林 啓)  3 第三者委員会による不正調査(小林英明) 第2章 会社犯罪  4 買収防衛と刑罰(松下 憲)  5 不良貸付と(特別)背任(森川久範)  6 (特別)背任罪の共犯と取引相手方(小林隆一)  7 (特別)背任罪の成立が否定された事例(奥田洋一)  8 増資と見せ金・預合罪(入谷 淳)  9 株主の権利行使に係る利益供与罪(松村卓治)  10 反社会的勢力への対応(結城大輔) 第3章 汚職の罪  11 政治家・公務員等との対応上の留意点(甲斐淑浩)  12 外国公務員等贈賄(森本大介) 第4章 金融・証券犯罪  13 不正会計(柴田義人)  14 相場操縦の成立要件(渋谷武宏)  15 適時開示・増資と偽計・風説の流布(渋谷卓司)  16 インサイダー取引における決定事実(垰 尚義)  17 インサイダー取引におけるバスケット条項(戸嶋浩二)  18 インサイダー取引防止のためのコンプライアンス体制と情報管理(滝 琢磨)  19 マネー・ローンダリング,テロ資金授受,OFAC規制(江平 享=藤田知也) 第5章  経済・財政法違反の罪  20 独禁法の不当な取引制限の罪(井本吉俊)  21 租税犯罪(葉玉匡美) 第6章 秘密・情報,消費者,環境に係る罪  22 営業秘密の侵害(田中浩之)  23 個人情報保護(柴野相雄)  24 製品・食品の安全(辺 誠祐)  25 環境犯罪(平尾 覚)

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