プライバシー権の再構成

自己情報コントロール権から適正な自己情報の取扱いを受ける権利へ

単行本

音無 知展

2021年3月31日

有斐閣

6,050円(税込)

人文・思想・社会

〈プライバシー権=自己情報コントロール権〉という図式は今後も成立しうるのか。日米両国におけるプライバシー権の保護法益の多様化傾向を指摘し,そこに適合するプライバシー権の内容とは何かを問う。通説に挑み,プライバシー権の再構成を主張する意欲的論稿。 序 章 第1章 日本の議論状況の分析──学説の整理及び考察  第1節 自己決定を中心に捉える立場の紹介と検討/第2節 自己決定を中心に捉えない立場の紹介と検討/第3節 学説の分析を踏まえた検討課題の提示 第2章 アメリカ法上の情報プライバシー権に関する学説の紹介と検討  第1節 従来の通説/第2節 通説に対する批判と代替案/第3節 アメリカの学説の紹介及び検討のまとめ 第3章 自説の展開  第1節 自己情報に関する権利の内容/第2節 自己情報に関する権利の形式的根拠と実質的根拠/第3節 先行学説及び主要判例との整合性とそれらの補完及び再構成 終 章 総括と残された課題

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