
知的財産法制と憲法的価値
単行本
高倉 成男 / 木下 昌彦 / 金子 敏哉
2022年2月8日
有斐閣
7,480円(税込)
人文・思想・社会 / 科学・技術
憲法的価値と著作権をめぐる近時の諸問題や,欧州や米国の状況を踏まえた比較法的検討,特許や商標,さらには知的財産権全体と憲法との関係性について考察する。複数の法分野の研究者が参加した研究会の成果をまとめた意欲的な論文集。 序論 第1部 著作権法の憲法適合的な解釈・立法・運用に向けて 著作物を公表する自由と公表しない自由──公共の利害に係る未公表著作物の公表は違法となるか── 木下昌彦 著作権法における『海賊版』概念 前田 健 著作権法におけるソフトローの意義 今村哲也 日本の著作権法関係裁判例における憲法・表現の自由への言及状況 金子敏哉 第2部 著作権と憲法的価値を巡る国際的潮流 著作権法に基づく差止請求権とインターネット上の情報の媒介者 栗田昌裕 〈サムの息子法〉と罪を描く自由:著作権収用と憲法的価値 澤田悠紀 著作権法の解釈と裁判所の役割──権利制限規定をめぐる議論の手がかりとして 渕 麻依子 フェア・ユース法理とアメリカ合衆国憲法 佐々木秀智 サタイアあるいはウエポン型のパロディと表現の自由 大日方信春 著作権と基本権をめぐる欧州人権裁判所と欧州司法裁判所の協働と乖離 比良友佳理 第3部 知的財産法制と憲法的価値 いわゆる『知的財産権の空白領域』について 小島 立 知的財産権の政策形成をめぐる立法裁量とその制約──データベース権の廃止論とEU基本権憲章との関係を素材として 山根崇邦 商標登録と表現の自由──公序良俗に含まれる価値判断と観点規制 大林啓吾 知的財産と公衆衛生 高倉成男
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