家康公伝(2)

現代語訳徳川実紀

大石学 / 佐藤宏之(社会学)

2011年3月31日

吉川弘文館

3,080円(税込)

人文・思想・社会

関ヶ原の決戦を制した家康は、朝廷より将軍宣下を受け、征夷大将軍の座に就いた。多くの大名らを従えた参内は、天下人家康の権勢を強烈に印象づけた。江戸に幕府を開くが、三年ほどで将軍職を子の秀忠に譲り、徳川の世が代々続くことを示す。徳川・豊臣のいわゆる二重公儀体制は、徐々にその綻びを露呈し、ついに豊臣家を討つことを決意する。

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