処女墓(おとめづか)伝説歌考

複数の夫をもった美女の悲劇

古代史研究選書

関口裕子

1996年5月31日

吉川弘文館

3,520円(税込)

人文・思想・社会

ふたりの男に求婚された美女。彼女は苦脳の末、入水自殺し、やがて人びとによって墓が営まれたー。この伝説を詠んだ『万葉集』の一連の歌の背景には、女性が「主体的」に生きえた時代から、そのような生き方がだんだんと狭められてゆく時代への移行があった。人名表記と各歌の内容の徹底分析により、古代婚姻の歴史的発展段階の変化を追究する。

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