
中世武家服飾変遷史
山岸 裕美子
2017年12月22日
吉川弘文館
9,900円(税込)
人文・思想・社会
服飾は着用する者の心情や美意識、身分や地位のみならず、社会の規範や秩序のあり方も映し出す。鎌倉から室町中期を対象に、絵巻に見える服飾の図版に併せ、一次史料である日記類の記述を考察。武士が公家に対抗し、秩序としていかなる服飾体系を築き、背後にどのような規範や企図があったのかを解明する。中世服飾史上の大転換を論じた意欲作。 序章 中世史研究のための新たな視点としての服飾/鎌倉時代の狩衣・布衣の装いにみる武家(布衣の装い方式の成立/供奉装束としての役割/狩衣・布衣の区別と差別化の原理)/鎌倉時代の水干の装いにみる武家ー公家との対比から(京都における貴族の水干姿/貴族に仕える者としての水干姿/東下の公家の水干姿/鎌倉武家の水干姿)/鎌倉時代の直垂の装いにみる武家(直垂着用の諸相/直垂帯剣姿/立烏帽子と折烏帽子/公家の誇りと武家の誇り)以下細目略/「白直垂」の装いからみる武家ー鎌倉時代から室町時代へ/室町時代盛期における直垂の着用からみた公武関係ー『満済准后日記』を中心として/終章 装いが語る中世武家の意識/付録/参考文献一覧/引用史料一覧/服飾図版一覧
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