近世の朝廷と宗教

高埜利彦

2014年2月28日

吉川弘文館

12,100円(税込)

人文・思想・社会

政権成立から幕末の王政復古に向かうまで、江戸幕府はいかに天皇・朝廷を統制していたのか。基本的な支配構造の確立、儀礼と秩序重視への幕府の政策転換、古代の先例への回帰指向など、変容する朝幕関係の実態を三期に時代区分して解明し、身分編成への影響も考察。祈祷や祭祀など、天皇・朝廷の保持してきた機能を幕藩制国家のなかに位置づける。

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