伊藤博文と明治国家形成

「宮中」の制度化と立憲制の導入

坂本一登

1991年12月1日

吉川弘文館

5,980円(税込)

人文・思想・社会

日本の近代化の中で、行政の頂点に位置する「内閣」と天皇を中心とする「宮中」が、どのように制度化されていったか。欧米列強に対抗して国際社会のなかに進んでいく日本が、内閣制度の確立と憲法の制定を通じて政治を安定的に運営するシステムをいかに模索し、いかに構築していったか。その過程を伊藤博文の政治指導を中心に明らかにする。

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