
江戸の乳と子ども
いのちをつなぐ
近世史
沢山 美果子
2016年12月20日
吉川弘文館
1,870円(税込)
人文・思想・社会 / 美容・暮らし・健康・料理
粉ミルクのように有効な代替品がない江戸時代、赤子にとって“乳”は大切な命綱だった。母親の出産死や乳の出が悪い場合、人びとは貰い乳や乳母を確保するために奔走した。生活のため乳持ち奉公に出る女性、長期間乳を呑んでいた子どもの声、乳と生殖の関係などに迫る。乳をめぐる人の繋がりを探り、今、子どもを育てるネットワーク形成の意味を考える。 いのちへの問い、乳への問いープロローグ/なぜ乳か(乳から何が見えるか/授乳風景は語る/西鶴本に見る乳/乳がない)/命綱としての乳(いのちの管理と乳/上層武士と乳/乳と捨て子/乳沢山あり/捨て子のその後)/売買される乳(乳持ち奉公に出る女たち/乳母を選ぶ/乳の売買の裏側)/ある家族における乳と子ども(「柏崎日記」に見る乳と子ども/渡部家の子どもたちと授乳/乳をめぐるネットワーク/乳を呑むのは「ねんね」)/乳と生殖・胎児観(長期授乳の意味/出生コントロールと乳/乳を呑む「胎内の子」)/歴史の中のいのちと乳ーエピローグ
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