
夢語り・夢解きの中世
読みなおす日本史
酒井 紀美
2021年2月19日
吉川弘文館
2,420円(税込)
人文・思想・社会
中世において、夢は現実であり未来だった。人びとは夢の告げを信頼して行動の指針、生きる目標とした。夢を見ることに努め、夢を語りあった。日記や物語などに登場する夢の話を読み解き、中世の心象風景を描き出す。 はじめにー夢と未来と/夢を乞う(聖所での夜籠もり/夢の「民主化」/参籠通夜して夢を得る/「聖所」のすそ野/祈請・断食・穀断ち/聖なる時/傍らの人/夢見の共同世界)/夢あわせ(うれしきもの/新たなる陰陽師/夢解きの女/夢解きも、かんなぎも/龍女に夢を語る/龍女とは?/龍女と惣一/陰陽師による夢祭/金鼓を打つ/夢の行程)/夢語りの禁止(代わって夢を/主従の絆と夢/夢を取る/夢をめぐる姉妹/夢の所有者/夢語りの禁止/日本国を捨てる神/夢語らずの日)/夢語り共同体(ねえ、あのお家で何してたの?/それは正夢です/閉鎖的ではない「夢語り共同体」/まだこの花は常のこの春/神人の夢想/音を施す/霊薬を得る/後小松院の夢想/自分は誰か?)以下細目略/夢と死者/夢の記録/夢と塔/将軍の夢/おわりにー夢情報のゆくえ/補論ー日本史の中の夢
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