
古代豪族葛城氏と大古墳
小笠原 好彦
2017年8月25日
吉川弘文館
2,420円(税込)
人文・思想・社会
奈良盆地南西部にある馬見丘陵一帯には、全長200メートルを超える葛城氏の首長墳が集中して築造されている。考古学による首長墳の系列と『古事記』『日本書紀』に記す葛城氏の系譜を対比し、首長墳の被葬者をすべて想定する。古代豪族の葛城氏が畿内の最有力豪族になったのはなぜか。葛城氏の政治力、経済力、軍事力を考古学資料によって描く。 はじめに/実在した葛城襲津彦(『帝紀』と倭五王/実在した葛城ソツヒコ/ソツヒコ以後の葛城氏/葛城地域の考古学的知見/南郷遺跡群の発掘/秋津遺跡で見つかった大型区画遺構群)/これまでの馬見古墳群の研究と葛城氏(馬見古墳群の構成/野淵龍潜氏による古墳の記録/馬見古墳群の性格づけ/馬見古墳群での被葬者の想定/馬見古墳群は大王家の古墳とする説/島の山古墳の発掘/巣山古墳の墳丘整備/門脇禎二氏の研究と葛城王国論/馬見古墳群は葛城氏の古墳)以下細目略/葛城地域の大型首長墳と変遷/葛城襲津彦が埋葬された大型首長墳/葛城襲津彦より前に築造された大型首長墳と被葬者/葛城襲津彦以後の大型首長墳と被葬者/葛城に築造された初期の大型首長墳と被葬者/葛城氏の政治・経済的発展と軍事力/葛城氏の衰退と雄略朝/おわりに
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