増補 吾妻鏡の方法〈新装版〉

事実と神話にみる中世

五味 文彦

2018年9月14日

吉川弘文館

2,640円(税込)

人文・思想・社会

東国に生まれた初の武士政権誕生と再生の歴史。包括的で本質的な作品論と、綿密で丹念な分析により迫る鎌倉時代の最重要史料『吾妻鏡』の世界。今ここに鎌倉政権像が鮮やかに再現され、その時代がよみがえる。記事の編纂方法やその特徴・真偽、武家地鎌倉の形成について解き明かす論考二本を新たに収録。第一人者による名著、さらに充実した決定版。 はしがき/序章 『吾妻鏡』の時代/第1部(『吾妻鏡』の構想〈はじまり/二つの作品/王殺し/継承/おわりにー『吾妻鏡』の成立〉/合戦記の方法〈合戦記とは/義経合戦記/合戦記の方法〉/『吾妻鏡』の構成と原史料〈明月記より/建治三年記より/寛元二年記より/建久三年記より〉)/第2部(源実朝ー将軍親裁の崩壊〈政所下文/政所別当/政所親裁/おわりにー政所炎上〉/鎌倉前期の幕府法廷〈鎌倉殿沙汰/政所沙汰/評定沙汰〉/執事・執権・得宗ー安堵と理非〈執事/執権/得宗〉以下細目略)/第3部(『吾妻鏡』の筆法/『吾妻鏡』とその特徴/鎌倉における武家地の形成)/索引(『吾妻鏡』記事・人名)

本棚に登録&レビュー

みんなの評価(0

--

読みたい

0

未読

0

読書中

0

既読

0

未指定

4

書店員レビュー(0)
書店員レビュー一覧

みんなのレビュー

レビューはありません

Google Play で手に入れよう
Google Play で手に入れよう
キーワードは1文字以上で検索してください