今に息づく江戸時代
首都・官僚・教育
大石 学
2021年7月2日
吉川弘文館
2,420円(税込)
人文・思想・社会
今日、私たちは江戸時代と地続きの時代に生きている。これまで貧困で抑圧的な「封建時代」と、勧善懲悪の時代劇イメージで語られてきた江戸時代だが、実際は現代の生活を基礎づける諸制度・システム・意識を作り出し、世界史上まれな平和な時代であった。そんな豊かで成熟した?リアル江戸?の魅力を平易に解説。江戸時代の見直しの必要性を説く。 はじめに モデル「喪失」と「創出」の時代に向けて/1 日本史の転換点ー「神仏」「自然」「戦争」から「文明」へ(家康はなぜ江戸を選んだのか/転換期の将軍たちー家康/大名行列は見て見ぬふり/シュリーマンも驚嘆した「平和」と「文明」/花開く江戸テクノロジー/モダンへと向かう時代)/2 「平和」の浸透ー首都江戸と官僚システム(愚かなるはひとりもなし・兵農分離とリモート行政/首都江戸と首都圏多摩/江戸市中から眺める冨士の絶景/家康の遺骸はどこにあるのか/国民統合のイベント日光社参/刀を抜かない武士たち)以下細目略/3 吉宗と国家再編ー「統治(ガバナンス)」と「危機管理(リスクマネジメント)」/4 「文化力」「教育力」とリテラシーー日本型文明の成熟/5 「大奥」ファーストレディとキャリアウーマン/おわりに 江戸の達成=「明治維新」
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