『紅楼夢』の世界

きめこまやかな人間描写

京大人文研東方学叢書 10

井波 陵一

2020年4月30日

臨川書店

3,300円(税込)

小説・エッセイ

ファッション界の巨人ヴィヴィアン・ウエストウッドが「私を変えた名作」に挙げたことでも知られる、18世紀口語小説の最高峰『紅楼夢』。『新訳 紅楼夢』(読売文学賞研究・翻訳賞)の訳者である著者が、作中の様々なエピソードを取り上げながら、人間の関係性を根底的に描いた作品の魅力を語りつくす。『紅楼夢』はなぜ書かれたのか、そしてその存在意義とは。

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