イスラーム世界の奴隷軍人とその実像

17世紀サファヴィ-朝イランとコ-カサス

前田弘毅

2009年2月28日

明石書店

7,700円(税込)

人文・思想・社会

本書は、17世紀のイランで活躍したエリート軍事集団グラームと、その母体になったコーカサス出身者の歴史的活動を追うものである。彼らは、サファヴィー朝のフロンティア政策の結果、王朝政治の中心部にその活動の場を見出すことになった。彼らの知られざる歴史的活動をペルシア語やグルジア語等の史料を利用して再構成しつつ、国民国家史やイスラーム世界史といった「境」を構築する従来の歴史学を乗り越え、辺境史の統合による相互変容の新しい地域史の叙述を試みている。

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