
キャロル活動報告書と児童相談所改革
児童福祉司はなぜソーシャルワークから取り残されたか
藤井常文 / 倉重裕子
2010年9月30日
明石書店
3,630円(税込)
人文・思想・社会
本書は、わが国が占領期にあった時代に、国連から派遣されて来日したアリス・K.キャロル女史の綴ったレポートの翻訳とその解説である。女史の役割は、創設されて間もない、混迷の真っ只中にあった児童相談所の機構を抜本的に改革し、専門的なソーシャルワークを基盤としたチャイルド・ガイダンス・クリニックとして軌道に乗せることにあった。しかし数多くの貴重な提言は、わが国が占領期を脱した後に反故にされていく。わが国の児童相談所になぜソーシャルワークが育たなかったのかが、本書で明らかにされる。
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