人間の領域性

空間を管理する戦略の理論と歴史

ロバート・デヴィッド・サック / 山崎 孝史

2022年2月14日

明石書店

3,850円(税込)

人文・思想・社会

人間の領域性=「領域(境界で画された区域)を用いた空間と行動の戦略的管理」の機能と効果を、地理学的視点から理論化する。部族社会から中世キリスト教会、開拓時代の米国、産業革命以降の職場まで多様なスケールの領域利用を解きほぐし、権力と空間をめぐる議論を方向付けた名著の全訳。 日本語版への序文 原著謝辞 はじめに 1 領域性の意味  領域性の例   チペワ族   家庭   職場  意味についての注記  領域性を定義する  領域性の意義  これまでのアプローチ  領域性と地理学  領域性と歴史 2 理論  領域性の社会的構築  理論ーーパート1   領域性の10の傾向   主たる組み合わせ  理論ーーパート2   結合ーー歴史と理論     ウェーバー     マルクス 3 歴史的モデルーー領域性,空間,そして時間  傾向と複雑性  原始社会の政治経済   世帯経済   領域性   空間,場所,そして時間  文明社会   領域的モデル   空間,時間,領域性における変化  資本主義   メカニズム   イデオロギー   空間,時間   領域性 4 カトリック教会  領域と見える教会   教会領域のタイプ  原始キリスト教   ユダヤ教の文脈   初期のキリスト教組織   領域性  初期のローマ教会  中世初期   封建化  中世末期とルネサンス  宗教改革とその後   プロテスタント教義   宗教改革後の教会 5 アメリカの領域的システム  新大陸発見と植民地化   抽象的な領域と空間の出現   植民地領有の主張   北アメリカとアイルランド   領域の社会的定義の減少   その他の領域的効果  独立革命期と西方拡大   建国の父たち   憲法  20世紀の領域的効果への視点   なぜ領域なのか   領域のレベル   国家領域の役割の増大   領域の数と均一性の増大   ネオ・マルクス主義的観点 6 職場  空にできて非人格的な空間   解釈   労働の効果   領域と空間   家庭  あいまい化  現代的状況における領域の力学 7 結論ーー社会,領域,そして空間 解題(山崎孝史) 人名索引 主題索引

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