現代モンゴルの牧畜経済

なぜ遊牧は持続しているのか

辛嶋 博善

2022年4月7日

明石書店

4,400円(税込)

本書はモンゴル国の牧畜社会を対象に、文化人類学的視点からその動態を調査、分析した。牧畜が遅れた生業と認識され、定住化は牧畜の衰退と受け取られていることに疑問を挙げ、堅実なフィールドワークと調査データに基づき牧畜の持続の答えの一つを提示した。  はじめに 第1章 モンゴルにおける都市化と遊牧  1 問題の所在  2 本書の目的  3 調査の方法:ある牧畜世帯との出会い  4 調査地概要 第1部 遊牧の一年ーーキャンプの移動・家畜飼育・担い手 第2章 冬営地  1 冬営地への移動と集団の分裂  2 ヒツジ・ヤギ群の分割  3 冬営地における放牧  4 家畜の屠畜と肉の貯蔵 第3章 春営地  1 春営地への移動  2 出産に伴うヒツジ・ヤギ群の分割とその管理  3 カシミヤの採毛 第4章 夏営地  1 夏営地への移動  2 2つ目の夏営地への移動  3 3つ目の夏営地への移動  4 馬乳酒づくりのための搾乳  5 ヒツジの毛刈り  6 干草の準備 第5章 秋営地  1 秋営地への移動  2 ウシの搾乳と口枷  3 ヒツジ、ヤギの去勢と種付け 第2部 変わりつつある遊牧 第6章 生産物の流通とその変化  1 生産物の売買と市場  2 肉を売りに行く道のりとその経験  3 新たな取引場所としての草原  4 道路の整備と流通のさらなる変化 第7章 担い手の集団の変化ーー都市への移住、牧夫の独立、広域的な協業  1 都市への移住と家畜の管理  2 成人する少年牧夫  3 集団内における軋轢  4 居住単位の極小化  5 少年牧夫たちの結婚と広域的協業集団の出現 第8章 牧畜が維持されるメカニズム  おわりに  参考文献  索引

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