
続・アーカイブズ論
スー・マケミッシュ / マイケル・ピゴット / バーバラ・リード / フランク・アップウォード / 安藤 正人 / 石原 一則
2023年3月17日
明石書店
3,850円(税込)
現用文書から非現用文書へという直線的なライフサイクル論に代わる、レコード・コンティニュアム論とはーー生まれると同時に多層的な性格を備える今日の情報社会における記録と、社会全体の記憶との関係を議論する。 翻訳にあたって 日本語版に寄せて 第1章 ドキュメント 私たちはドキュメントの網の目のなかで生きている ジャンルの概念 ドキュメント分析:遠いものと近いもの,となり合うもの 証拠としてのドキュメントと記録 ドキュメント,情報オブジェクトおよびメタデータ ドキュメント・コンピューティング 結論 第2章 レコード はじめに レコードとドキュメント 信頼性あるレコードと不確定なオブジェクトとしてのレコード レコード・システムのなかにドキュメントを位置づける 事例研究:登録システム メタデータ アクセス 評価選別 結論:静的オブジェクトあるいは動的オブジェクトとしてのレコード 第3章 アーカイブ はじめに アーカイブの観念 コンテクストのなかのアーカイブ:組織と業務活動 組織のニーズ 組織構造の変化とアーカイブ 業務管理の伝統と実務 レコード作成主体とレコード・マネジメントの方針 組織とレコードキーピング・システムとの関係 個人と家 アーカイブおよびアーカイビングの過程に関する視点 アーカイブのアイデンティティ:境界と意味 おわりに 第4章 アーカイブズ アーカイブズのシステム,枠組み,規模の可変性 信頼されたシステムと多元化 記述 評価選別 保存 公共アクセスのための枠組み これからのアーカイブズ・システム 結び 第5章 レコード・コンティニュアム はじめに:活動ベースの情報の保存 時空の遠隔化と情報管理のプロセス 行為の証:フランス哲学を旅する 時空の遠隔化と膨張する宇宙 結論 第6章 アーカイブズと記憶 アーカイブズと記憶:疑いようのない関係 関係の誇張 より幅広く,より適格な表現 実際問題としての資質 忘却とアーカイブズの不在 結論 次の本について Introduction to the Japanese Edition 事項索引 人名索引 著者紹介 監修者・訳者紹介
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