インテリジェンスなき国家は滅ぶ

世界の情報コミュニティ

落合 浩太郎 / 中西 輝政

2011年12月17日

亜紀書房

2,750円(税込)

人文・思想・社会

紛争、テロ、暗殺、失踪……世界で何かが起きれば、 その裏側には情報機関の関与をまず考えるのが、 世界の“常識”である。 しかし、日本にはそのインテリジェンス・リテラシーが決定的に欠けている。 世界の情報機関の在り方から日本のあるべき姿を探る。 国家戦略に資する情報活動ーイギリス 小粒ながら実績がものをいうーフランス 「暫定国家からの脱却」と節度ある情報体制ードイツ 組織ばかり大きく、一流になれない理由ーアメリカ 政権維持のための統治機構ーロシア つねに緊張のなかにある情報活動ーイスラエル 問われる政治との距離ー韓国 「対中国」に尽きる情報活動ー台湾 英雄の活躍する時代から組織の情報機関へー中国 相応の“実力”を持てるのかー日本

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