宅間守 精神鑑定書

精神医療と刑事司法のはざまで

岡江 晃

2013年6月30日

亜紀書房

2,640円(税込)

美容・暮らし・健康・料理

2001年6月8日午前10時過ぎ、宅間守(当時37歳)は用意していた出刃包丁で、附属池田小学校の教室内において次々と、小学校1年、2年の児童8人を刺殺し、児童13人と教諭2人に重軽症を負わせた。 2003年8月、大阪地方裁判所において死刑判決。弁護団は控訴。しかしその後、宅間自身が控訴を取り下げたため、死刑確定。2004年9月、きわめて異例の速さで死刑執行。 著者は、現在までに90件におよぶ刑事事件被告人の精神鑑定をしている。宅間守は、著者にとって33番目の事例である。2002年10月、大阪地方裁判所からの依頼により宅間守の精神鑑定書を作成するにあたり、著者は大阪拘置所において、2002年10月から2003年1月の間に計17回、宅間守と面接した。 本書は、2003年1月、大阪地方裁判所へ提出された精神鑑定書を、ほぼそのまま収載している。 第一章 家族歴 第二章 本人歴 第一節 生活歴 第二節 精神科治療歴 第三節 生活歴、現病歴に関する宅間守の陳述 第三章 本件犯行 第一節 本件犯行に関する宅間守以外の供述 第二節 本件犯行ー鑑定時に述べたこと 第四章 現在症 第一節 精神所見 第二節 心理検査所見 第三節 身体所見 第五章 精神医学的診断 第一節 精神医学的診断 第二節 本件犯行とその心理 第三節 精神能力 第六章 鑑定主文

本棚に登録&レビュー

みんなの評価(0

--

読みたい

4

未読

2

読書中

0

既読

5

未指定

17

書店員レビュー(0)
書店員レビュー一覧

みんなのレビュー

レビューはありません

Google Play で手に入れよう
Google Play で手に入れよう
キーワードは1文字以上で検索してください