「複雑系」が世界の見方を変える

関係、意識、存在の科学理論

ニール・シース / 西村 正人

2024年8月26日

亜紀書房

2,420円(税込)

科学・技術

《読んだ後、目の前の風景は同じには見えない。》 ●極小から無限へと、世界はシームレスに織り上げられる。それを見つめる意識の正体とは? ●「間質」研究で知られ、複雑性理論の研究でも注目される科学者が、複雑系理論の歴史と面白さをわかりやすく概説。 ●カオス理論、相対性理論、量子力学といった科学知識に加え、哲学や仏教の知見を縦横に用いて、世界と意識の謎に迫る、知的好奇心を刺激するサイエンス書。 ********** 「わたしが水を飲もうとしてコップを持ち上げるとき、コップを持ち上げているのは宇宙なのだ」 本書を読めば、この文章の意味が腑に落ちる。 ********** まえがき 1 複雑性  第1章 存在の科学  第2章 秩序、カオス、複雑性の起源  第3章 複雑性の規則と隣接可能性 2 相補性とホラルキーあるいは「無限の身体」  第4章 細胞レベル:身体と細胞  第5章 分子レベル:細胞説を超えて  第6章 原子レベル:ガイア  第7章 素粒子レベル:量子ストレンジネス  第8章 すべてのレベル:時空と量子泡 3 意識  第9章 「意識のハード・プロブレム」について  第10章 ウィーン学団と科学的経験論  第11章 クルト・ゲーゲルと形式論理学の限界  第12章 形而上学の帰還:根源的認知 あとがき 訳者あとがき 出典に関する注 書誌 参考資料

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