
青年のひきこもり
心理社会的背景・病理・治療援助
狩野力八郎 / 近藤直司
2000年1月27日
岩崎学術出版社
4,400円(税込)
人文・思想・社会
近年、分裂病でもなく、かといってDSMのスキゾイド(分裂病質)人格障害でもない、しかし長期にわたり「ひきこもり」を示す主には20歳代の青年たちが多くみられるようになってきた。問題の性質上、正確な数量的データはないが、こうした「非分裂病性ひきこもり」に悩んで受診する家族や患者は、私たちの臨床場面において、確実に軽視できないほどの部分を占めるようになっているのは事実である。こうした現実をふまえ、多くの精神保健の専門家の診断や治療・援助に貢献しようというのが、本書編集の意図でもある。そのため、治療と援助アプローチにおいては、精神医学モデルだけでなく、広く心理社会的な視点にたって、さまざまな社会的資源を活用することがいかに重要かということ、そしてそれらをいかに活用するかという実際的な方法についても展望している。
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