ロジャーズ主要著作集(1)

カール・ランサム・ロジャーズ / 末武康弘

2005年3月31日

岩崎学術出版社

7,700円(税込)

人文・思想・社会

■ロジャーズ主要著作集1 ●米国における,カウンセリングと心理療法の合流において,その創造的な合流のあり様を指し示した, ロジャーズの初期の代表作Counseling and Psychotherapy : Newer Concepts in Practice (1942) の全訳。--実践家ロジャーズの姿を伝える主要著作集の第一弾。 ●目次 序文 第一部 概説 第一章 カウンセリングの場 カウンセリング技術の適用/心理療法と他の処置方法との関係/本書の目的 第二章 カウンセリングと心理療法における新旧の見解 いくつかの古い方法/ある新しい心理療法/心理療法の過程に見られる特徴的な段階/重要な研究証拠 第二部 カウンセラーが直面する初期の問題 第三章 カウンセリングはどのようなとき必要となるか? いくつかの基本的な問い/仮説的基準/事例史とはなにか?/要約 第四章 カウンセリング関係の創出 独特な関係としてのカウンセリング/心理療法関係の基本的特質/実践におけるカウンセリング関係の構造化/制限の問題/心理療法家にとっての制限の価値/心理療法関係と権威は両立できるか?/要約 第五章 指示的アプローチと非指示的アプローチ 指示的アプローチ/、指示的および非指示的観点の特性/いくつかの重要な相違/根底にある目的 第三部 カウンセリングの過程 第六章 感情の解放 解放の促進/面接の過程にともなうさまざまな危険性/特殊な諸問題/その他の手法/遊戯療法との類似点/カタルシスの効用/要約 第七章 自己洞察の成就 クライアントにとって自己洞察がもつ意味/カウンセラーはいかに自己洞察の発展を促進すべきか/自己洞察とは/自己洞察から生じる積極的行動/要約 第八章 終結の段階 再教育の範囲/カウンセリング面接の終結/クライアント側から見たカウンセリング/特殊な問題/要約 第九章 実践上の諸問題 一回の面接時間はどれくらいが適当か?/面接の間隔はどれぐらいあけるのが適当か?/内接の約束が守られないときの対処法は?/カウンセラーは面接中にノートをとるべきか?/クライアントが虚偽の発言をしたらどうするか?/料金はカウンセリングに影響するか?/クライアント中心のカウンセリングでは、注意を集中したり、研究したり、記録をとるようなことはしなくていいのか?/短時間の面接でもカウンセリングは成り立つか?/友人や身内をカウンセリングすることはできるか?/精神測定とカウンセリングにはどのような関係があるのか?/クライアント中心のカウンセリングは職業相談や教育相談のような分野にも適用できるか?/カウンセラーとしての資質とは?/カウンセラーの訓練はいかにあるべきか? 第四部 ハーバート・ブライアンのケース はじめに 第一回面接〜第八回面接 全般的コメント/具体的コメント おわりにあたって 訳者あとがき 付録 心理療法の動向ーー主要文献 索引

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