子どもの虐待とネグレクト(21巻2号;通巻56号)

特集 第24 回学術集会(おかやま大会)

一般社団法人日本子ども虐待防止学会

2019年8月28日

岩崎学術出版社

2,200円(税込)

人文・思想・社会

「昨年7月の豪雨で甚大な被害を受けた数カ月後の開催でありながらも,大会長の御牧信義先生のもと多くのスタッフの皆様方の温かな笑顔でのお出迎えに,本大会テーマである『想いをつむぐ』意思と意味を強く感じました」(編集後記より)。 第24回学術集会おかやま大会の特集号として,特別講演,国際プログラム,大会企画シンポジウムの論文に加え,大会中の発表をもとにした論文を大会投稿論文として3編掲載。さらに石田文三先生による池田由子先生の追悼文も掲載している。ブックレビュー欄には書評2点を掲載。 ■巻頭言 子ども虐待発生の予防に考えること(御牧信義) ■特集 第24回学術集会(おかやま大会) ○特別講演 子どもに対する暴力の撤廃ーー目標に向けた関係者の協働(大谷美紀子) ○国際プログラム 米国のコミュニティにおける児童虐待防止:Family Connects(ファミリー・コネクト)プログラムーー児童虐待をコミュニティで予防する………W・ベンジャミン・グッドマン,ケネス・A・ドッジ 性虐待を受けた疑いのある子どもの診断や治療に関するニーズにマッチした医療の役割を理解する(マーチン・A・フィンケル) ○大会企画シンポジウム 子どもにとってのSDGs(持続可能な開発目標)から見える道(別所文雄・御牧信義) 未来に向けて,虐待発生を防ぐために教育が担うこと(小澤紀美子・清岡憲二・服部道明・笠原和彦・菊池健) 平成29年児童福祉法改正における司法関与ーー子ども虐待事案における弁護士と裁判所の役割(藤田香織・進藤千絵・佐藤靖啓) 虐待対応における子どもの意見表明権ーー子どもの視点で考える児童相談所と所内に配置される弁護士,精神科医のあるべき姿(奥野哲也・石倉尚・藥師寺真・佐藤靖啓・小野善郎) 子ども虐待への精神科医療の取り組み(来住由樹・青井美帆・壷内昌子・小平雅基) 社会的養護の今後を考えるーー『新しい社会的養育ビジョン』が示した方向性を中心に(西澤哲・浅井春夫・藤林武史・黒川真咲・奥山眞紀子) ○研究報告 こうのとりのゆりかごと子どもの権利ーー内密出産制度への展開の可能性(山縣文治・阪本恭子・トビアス・バウアー・床谷文雄) ○資料 成人前期の児童養護施設出身者におけるレジリエンスの保護・促進要因の探索ーーレジリエントへのインタビュー調査を通して(井出智博) 英国里親ケアにおけるStaying Putの課題ーー里親に求められる新たな役割(山川宏和) ■追悼 池田由子先生の手紙(石田文三) ■ブックレビュー

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