
文明的野蛮の時代
佐伯啓思
2013年1月31日
NTT出版
2,090円(税込)
人文・思想・社会
前著『日本という「価値」』では、現代世界が深い「ニヒリズムの淵」に立たされていることを示したが、時すでに遅く、私たちはいよいよ「バルバロイ=野蛮人」へと落ちる日が近いことを知ることとなる。 日本を代表する思想家が「文明の危機」を憂う、著者ならではの評論集。 序章 愚鈍と錯乱の時代へ 第1部 文明的野蛮の時代に 融解する政治 「国民のための政治」はあったか 独裁は民主政治から生み出される 「地方的なもの」の再生 「国民的価値」は提示されたか 欺瞞の国家 同盟という従属は終わらない 「終わらない戦後」が意味するもの 保守主義は保護主義か 逃れえない危機 震災と天罰ーー科学と信仰のあいだ EU危機が示すもの 「性欲」と「食欲」と「暴力」が支配する世界 矛盾に引き裂かれるヨーロッパ 平和という危うさ 「死」の意味づけを失った戦後日本 「自由のディレンマ」と知識人の責任 思想としての徴兵制 第2部 デジャブーー立ちすくむ現代 日本の閉塞 歴史は繰り返す 民主主義の限界 哲学の復興を 終章 危機の思想を考える おわりに
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