
営繕論
希望の建設・地獄の営繕
建築・都市レビュー叢書 3
内田祥士
2017年12月11日
NTT出版
2,860円(税込)
科学・技術
「営繕」とは、もともと「営造」の「営」と「修繕」の「繕」からなる熟語で、千数百年に及ぶ歴史を持つ専門用語であったが、近代社会における建築の工業化において、その意味するところから「建設」が除かれ「修繕」に限定されたうえ、退屈で創造性が欠如したものとして捉えられるようになった。 しかし昨今、リノベーションという言葉に象徴されるように、新築するよりも、古いものを修復・修繕して再利用するという流れが生まれつつある。そこで、「営繕」を単なる修繕から解き放ち、本来の意味での「営繕」に換骨奪胎することで、現代建築の未来は広げることを目指す。 はじめに 第1章 希望の建設・地獄の営繕 第2章 ライフデザイン学入門 第3章 量を担った技術を考える 第4章 日本のモダニズム 第5章 瓶と缶からのアナロジー 第6章 vオプティミズムとデカダンス 第7章 美と壮麗 第8章 現実としての現代日本建築 第9章 保全性の現在 第10章 虚構の建設・希望の営繕 終 章
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