無能なナナ（4）

20話、適者生存3～リバイバル、28話まで。どんどん厚みのある漫画になってゆく。 あらゆる点において、格上である先輩との駆け引き。信頼関係が構築出来るとは考えられないのだが。そこで語られるナナの凄惨な過去。 純粋なミチルとの友情と使命にゆれるナナしゃん。ミチルと仲良くすることに言い訳をするけど、喧嘩して仲直りをして看病して…もうほとんど親友じゃないですか。 ナナの知らないところで起きる殺人。他にも人類の敵がいるのか？キョウヤは探偵みたいだなぁ。 殺人の犯人も気になるのだけど、ナナがミチルをどうするのか、今回は最後まで目が離せなかったです。 端末を何回も見直すシーンやミチルに抱きしめられても、人殺しである自分は許されないと思っているような表情も苦しい。 いつもは策を何重にもはりめぐらせるナナらしくない行動、そして最後の展開には涙涙です。他の結末はなかったのだろうか…