古代日本語をよむ

単行本

奥村 悦三

2017年5月10日

和泉書院

3,520円(税込)

語学・学習参考書

文字をもたなかった日本人が、漢字というものを知って、本来は中国語を記すためのものであったその字を使って自分たちのことばを書き始めたとき、どういうことが起きたのかについての包括的な研究書であり、入門書である。古代日本語の種々の書記法の特質を解明することに努めるとともに、さまざまな書き方で記された資料を順次取り上げ、書かれた文字をどう訓むか、そこに記された書きことばをどう読むか、具体的に検討し、誤りなく「古代日本語をよむ」ことを欲する人々へ目指すところに到達する道筋を示した まえがき 本書の編集方針について–初出一覧 各章扉所載の図版について–各資料の概説 第一章 話すままに書かれたもの–仮名文を読み解く  1 仮名文書の成立以前  2 仮名文書の成立以前 続–正倉院仮名文書・乙種をめぐって– 第二章 語られるために書かれたもの–宣命書きを訓み下す  1 「宣命体」攷  2 文を綴る、文を作る 第三章 読まれるように書かれたもの–漢文を和文に移す  1 書かれたものから、語られたものへ  2 話すことばへ 第四章 日本語は漢字でどう書かれているか–漢字を和語でどうよむか  古代日本語をよむ 注 あとがき

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