脳卒中理学療法マネジメント

基本動作のパフォーマンス改善に向けた臨床思考を紐解く

理学療法マネジメントシリーズ

杉本 諭 / 藤野 雄次

2022年3月30日

メジカルビュー社

5,940円(税込)

医学・薬学・看護学・歯科学

脳卒中理学療法において評価・治療の対象となる基本動作(座位・立ち上がり・立位・歩行)を切り口とし,臨床でよく観察される現象をいくつかのパターンに分類して解説。 第1章では,脳卒中患者に生じる現象の原因を特定して適切な治療プログラムを立案するまでの思考過程(クリニカルリーズニング)と高次脳機能障害を抱える患者への接し方,第2章では脳卒中の病態と機能改善につながるリハビリテーションの要点をそれぞれまとめ,第3章では脳卒中患者の基本動作で観察される現象を,仮説とその詳細の解説→検証(評価)→治療というクリニカルニーズニングに則した流れで解説。さらに第4章では,第3章で解説した考え方に基づいたケーススタディを掲載し,具体的な実践例を提示しており,読者が臨床で活用しやすい構成となっている。 1章 脳卒中理学療法の概要  1 脳卒中理学療法の考え方  [杉本 諭]  2 高次脳機能に配慮した接し方  [杉本 諭] 2章 脳卒中の病態の理解  1 脳卒中の病態と治療  [井上 勲]  2 身体機能障害と改善の可能性  [井上 勲] 3章 仮説の立案と検証  座位  1 座位保持は安定しているか  [井上真秀]  2 動的座位能力は良好か  [井上真秀,志田航平]  立ち上がり  3 非麻痺側上肢の支持があれば自力で立てるか  [深田和浩]  4 非麻痺側上肢の支持がなくても自力で立てるか  [井上真秀]  立位  5 立位保持は安定しているか  [藤野雄次]  6 動的立位能力は良好か  [藤野雄次]  歩行  7 平行棒内を自力で歩行できるか  [杉本 諭]  8 杖歩行を自力で行えるか  [杉本 諭  9 杖を使用せずに自力歩行ができるか  [杉本 諭] 4章 機能障害別ケーススタディ  座位  1 座位保持困難例に対するアプローチ  [大川信介]  2 動的座位バランス不良例に対するアプローチ  [福富利之]  立ち上がり  3 立ち上がり困難例に対するアプローチ  [鈴木翔太]  立位  4 立位保持困難例に対するアプローチ  [小林陽平]  5 動的立位バランス不良例に対するアプローチ  [最上谷拓磨]  歩行  6 平行棒内歩行獲得のためのアプローチ  [古山つや子]  7 杖歩行獲得のためのアプローチ  [中谷知生]  8 独歩獲得のためのアプローチ  [中村 学]

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